【佳子さまの結婚相手|候補は島津家?】条件と皇室への影響も含めて解説

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2024年5月のギリシャ訪問では「東洋のダイアナ」と称賛された秋篠宮家の次女、佳子さま(29)年内にも結婚発表するのではないかと注目されています。

ファンとしては寂しいニュースですね…。

彼女の結婚相手については様々な憶測が飛び交っていますが、皇室には伝統や慣習があるため、結婚相手の候補は限られてきます。

また、佳子さまの結婚は皇族の公務にも大きな影響を与えることになります。

この記事では、佳子さまの結婚条件および結婚後の影響についてわかりやすくまとめます。

佳子さまの結婚相手候補

一般人との結婚が現実的

眞子さまが一般人である小室圭さんと結婚した際、多くの注目と議論が巻き起こりました。この出来事は、佳子さまの結婚に対する皇室の姿勢をさらに慎重にさせた可能性があります。

しかし、現実的に皇族内に適齢期の男性がいないため、佳子さまも一般人と結婚することが予想されます。

佳子さまの弟、悠仁さまが唯一の適齢期男性皇族。

だから実質的に皇族内での結婚は不可能ということか。

また一般人と結婚する場合でも、結婚相手には以下のような条件が求められます。特に「1. 家柄」については皇室の一員にならない場合でも重要視されるでしょう

  1. 家柄:結婚相手の家柄が重要視されることがあります。歴史的に名門とされる家系や、社会的地位の高い家庭の出身であることが期待されます。
  2. 公務と社会的責務:皇室としての活動を理解し、支援できる人物であることが求められます。皇室の公務や社会的責務に協力できることが重要です。
  3. 宮内庁の監督:結婚に関する手続きや儀式は宮内庁の監督下で行われます。結婚相手やその家族についても、宮内庁の審査や確認が行われることがあります。
  4. 品位と公共の場での振る舞い:公共の場での適切な振る舞いや品位が求められます。これは、皇室の一員としての品格を保つために重要です。

島津家との結婚の可能性と問題点

現在、結婚相手の候補として最有力と言われているのが島津家の男性です。

メモ

島津家は、日本の歴史において重要な役割を果たしてきた名門家系です。鎌倉時代から続く由緒正しい家系であり、薩摩(現在の鹿児島県)を中心に南九州を支配していました。

〈歴史的背景〉

  • 鎌倉時代:島津家の初代、島津忠久は鎌倉幕府の将軍、源頼朝の乳母である比企尼の孫とされています。忠久は薩摩・大隅・日向の守護として任命され、島津家の基盤を築きました。
  • 戦国時代:島津家は九州で勢力を拡大し、戦国大名として活躍しました。特に島津義久や島津義弘などの指導者が有名です。彼らは豊臣秀吉に従い、後に徳川家康の幕藩体制下で藩主として存続しました。
  • 江戸時代:江戸時代には薩摩藩の藩主として、幕末の動乱期にも重要な役割を果たしました。島津斉彬は西郷隆盛や大久保利通などの人材を育て、明治維新に大きく貢献しました。
  • 明治時代以降:明治維新後、島津家は華族(貴族)として爵位を与えられ、公爵家として存続しました。島津家の一部は旧公爵家として、日本の上流社会においても影響力を持ち続けています。

〈現代の状況〉

  • 現在、島津家はその歴史的遺産を守り続けており、文化財の保護や歴史研究に尽力しています。また、島津家出身者の一部は公的活動や学問、文化活動などで活躍しています。

その末裔の男性は佳子さまより1歳年上で、学習院大学を卒業後はメガバンクに勤務されているようです。結婚相手の条件としてはピッタリですね。

しかし、記者の直撃取材に対して本人はこれを否定しています。また、島津家の一部の親族からはこの縁組に強く反対する声が出ています。その理由は、“佳子さまはともかく、結婚すれば小室家とも縁続きになってしまう。それだけはどうしても避けたい”ということです。

最有力の候補が特定されているものの、現時点では否定しているため真偽は不明ですが、少なくとも眞子さまの配偶者である小室圭さんが今後の結婚においてもボトルネックとなる可能性は高いでしょう。

小室さんの件が回り回って佳子さまの結婚に影響するとは!

【参照:「小室家と縁続きになるのは避けたい」 佳子さまの“お相手”とうわさされる旧華族・島津家サイドから反対の声

佳子さまが皇室を抜けることによる影響

佳子さまが一般男性と結婚する場合、皇室典範に基づき、佳子さまは皇籍を離脱し、公務から退くことになります。これにより、佳子さまの外交活動や国内での公務が停止されることになります。

佳子さまは「東洋のダイアナ」と称されるほどの人気と影響力を持ち、国内外での公務を積極的にこなしてきました。そんな佳子さまが公務を離れることは、皇室にとっても痛手となるでしょう。

公務の後任と皇室の減少問題

佳子さまが皇室を離れた場合、その公務を誰が引き継ぐのかが問題となります。

後任として考えられるのは以下の方々です。

  1. 愛子(あいこ)内親王殿下:天皇陛下の唯一の子供であり、次世代の皇室を担う存在として期待されています。愛子さまは近年、成人を迎え公務に本格的に取り組み始めています。
  2. 彬子(あきこ)女王殿下:三笠宮家の長女であり、学問や文化に造詣が深く、多くの公務をこなしています。既に公務経験が豊富で、佳子さまの役割を引き継ぐのに適しています。
  3. 承子(つぐこ)女王殿下:高円宮家の長女であり、様々な国際的な公務にも携わっています。国内外での公務をこなす経験があり、後任として適しています。

なお、これまでご結婚により皇族の身分を離れられた内親王及び女王は以下の方々です。

お名前	お続柄	ご誕生	ご結婚	"ご幼少時のご称号
池田隆政夫人 厚子(あつこ)	昭和天皇第4皇女子	昭和  6年  3月  7日	昭和27年10月10日	順宮(よりのみや)
島津久永夫人 貴子(たかこ)	昭和天皇第5皇女子	昭和14年  3月  2日	昭和35年  3月10日	清宮(すがのみや)
近衞忠煇夫人 甯子(やすこ)	崇仁親王第1女子	昭和19年  4月26日	昭和41年12月18日	
千宗室夫人 容子(まさこ)	崇仁親王第2女子	昭和26年10月23日	昭和58年10月14日	
黒田慶樹夫人 清子(さやこ)	上皇第1皇女子	昭和44年  4月18日	平成17年11月15日	紀宮(のりのみや)
千家国麿夫人 典子(のりこ)	憲仁親王第2女子	昭和63年  7月22日	平成26年10月  5日	
守谷慧夫人 絢子(あやこ)	憲仁親王第3女子	平成  2年  9月15日	平成30年10月29日	
小室圭夫人 眞子(まこ)	文仁親王第1女子	平成  3年10月23日	令和  3年10月26日
【参照:ご結婚により、皇族の身分を離れられた内親王及び女王

皇族の人数推移(内廷+内廷外)は以下のグラフの通りです。女性皇族が結婚によって皇籍を離れるケースが多い一方で、男性の割合が低下していることが顕著です

従って、皇室の将来における安定的な維持を考えると、皇族の数をどう確保するか、また結婚後も女性皇族が皇室に残れるような制度の導入が重要な課題となります。

皇族の人数の推移
昭和22年5月3日:【内廷】8方(男子3方 女子5方)【内廷外】59方(男子30方 女子29方)
平成元年1月8日 :【内廷】6方(男子3方 女子3方)【内廷外】15方(男子5方 女子10方)
令和3年3月23日:【内廷】5方(男子2方 女子3方)【内廷外】13方(男子3方 女子10方)
令和6年6月16日:【内廷】5方(男子2方 女子3方)【内廷外】12方(男子3方 女子9方)
皇族の人数の推移
昭和22年5月3日:【内廷】8方(男子3方 女子5方)【内廷外】59方(男子30方 女子29方)
平成元年1月8日 :【内廷】6方(男子3方 女子3方)【内廷外】15方(男子5方 女子10方)
令和3年3月23日:【内廷】5方(男子2方 女子3方)【内廷外】13方(男子3方 女子10方)
令和6年6月16日:【内廷】5方(男子2方 女子3方)【内廷外】12方(男子3方 女子9方)
【参照:皇室の構成の推移

厚生労働省「人口動態統計」によると、全国の出生性比は105 ~107程度なので男性が女性より多く生まれていますが、こればっかしはね…。

女性宮家の創設と今後の展望

皇族の減少を防ぐために、女性皇族が結婚後も皇室に残る「女性宮家」の創設が議論されています。

しかし、この制度が実現するには法改正が必要であり、実現までには時間がかかると予想されます。佳子さまが結婚する前にこの制度が整うことは難しいかもしれませんが、将来的には愛子さまに適用されることが期待されます。

まとめ:佳子さまの結婚条件および結婚後の影響

最後になりますが、佳子さまの結婚が皇室に与える影響は大きく、今後の動向に注目が集まります。

以下にまとめを記載します。

まとめ
  • 結婚相手は一般人になる可能性が高い現在の皇族内には適齢期の男性が少なく、実際に結婚相手となるのは一般人が有力とされています。
  • 島津家の男性が最有力候補だが問題も】結婚相手として最も注目されているのは島津家の男性ですが、本人はこれを否定しており、一部の親族からは反対の声も上がっています。
  • 佳子さまの結婚は皇室にとって大きな変化をもたらす】佳子さまが結婚することにより、皇室のメンバーが減少し、公務の分担や皇室の活動に影響を与えることが予想されます。
  • 女性宮家の創設と将来の展望】皇族の減少を防ぐために、女性皇族が結婚後も皇室に残る「女性宮家」の創設が議論されていますが、実現には時間がかかると予想されます。将来的には愛子さまに適用されることが期待されます。

今回は、佳子さまの結婚条件および結婚後の影響について記事を書きました。

何よりも佳子さまがメディア等で見られなくなることは多くのファンにとって大変ショックですが、皇室全体の課題を考える良い機会でもあります。これからも佳子さまの幸せと皇室の安定を見守りながら、未来を見据えた議論が続くことを期待します。

また先日結婚を発表した大谷翔平選手ですが、今年も大活躍していますね。その成功の秘訣ではないかと噂される中村天風著『運命を拓く』について分かりやすく要約しているので、ぜひご覧になってください!

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